■自己流Tシャツの襟付け
2004年に紹介してから 「目からウロコ」など感嘆の声を頂いております。
是非一度お試しください。
Tシャツの襟のつけ方、いろいろ聞きますが私の付け方を紹介します。
●Tシャツの襟は生地によって(リブ用も含めて)伸び方が違うと思うので、私は襟のパターンは取りません。
6cm(子供用はもう少し細く)くらいの幅で襟ぐりになりそうなだいだいの長さに裁断します。
こんなやり方ありえないとお怒りの方は、あくまでも私個人が便利と考えているだけですのでお許しを・・・
襟にする部分を半分に折って 輪を内側にカーブが付くように アイロンをかける。 輪の部分は伸ばさないように注意。 |
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まず、片方の肩だけ縫い合わせる。 リブ部を身頃に合わせてみて(ぐるっと) 前中心、片方の縫い合わせ、後ろ中心に あたる位置の印をリブに付ける。 (左右の長さは対象にして下さい) これで完成した時にハイネックのように 立った襟にならない。 |
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襟の生地は元の形に戻す。アイロンや霧吹きなどはしないで手で整えるだけ。 襟の生地を下に身頃を上に置く。 リブ部を引っ張らないように、(多少は ひっぱらさる。)身頃をいせながらさっき付けた印に合わせて縫い合わせる。 (逆に配置して差動で身頃を縮めて縫うのは×です。 シワシワギャザーになったりすることがあります。理屈はわかりませんが洗濯後伸びたりします) 目打ちを使います。 最初、適当な長さにしたリブは 縫い合わせが終ったら不用部分を 切り落とします。 |
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アイロンで整える。 そのあとにもう一方の肩を縫い合わせます。 |
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肩を縫い合わせたら合わせた部分が 跳ねてるので ジグザグで押さえる。 ロックの空管はこの時内側に挟みこむ と 洗濯しても後から出てくることがない。 |
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こんな感じ。 |
こんな感じ。 |
着用してみました。 | |
これは10回は洗濯した私のTシャツです。 丁度乾いてよれよれになっていますが、 もともとの生地がいいせいもあるのでしょうが 襟があまり伸びていません。 |
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出来たてと洗濯済みで比較 ラクしてなかなか綺麗な襟付。 |
共布のリブやバイアスの長さの目安は 普通のニット地ですと
付けたい首周りの1割減の長さくらいで合うものが多いです。
ついでの付け足し
トレーナー用などの軸ありタイプのリブ。
スパンのきついのは別ですが、中には洗濯を重ねるたび伸びる物が
あります。私は軸ありは 横にめりめりっと引っ張って手を離してから
襟用に裁断、その後 アイロンをかけ、縫います。
テンションが低い生地は、共布ではなく別リブにするか、バインディングで製作したほうがいいと思います。